自分を幸せにするために

主に舞台などの感想を投げようかと思ってます

アニサマから武道館へ

昨日試しに振り返りの文章書いてみたらとんでもないことになったので、簡潔にまとめるのを目標に頑張ります。

ドリフェス!名前は知っていましたが、接する機会なく迎えたアニサマ。男つらを観劇していたので、とりあえず正木くん応援しないと、という感じで見てました。

多分アニサマで唯一元気にコールしたり、普通にダンスがかっこよくて楽しくて、というのをツイートしたら、いまだかつてないいいねを頂きました。なんでわざわざいいねの話をするかと言うと、多分その反応がなければアニメを視聴しなかっただろうなと思うからです。

名前は知ってた、というのはプロジェクト終了のお知らせについてツイートで回ってきていて、見たことがあったからです。でもWake Up, Girls!のオタクとしてはこれ以上何かを抱えるのは無理だと思っていたので、ホントだったらアニサマすごかったなー、で終わるはずだったんです。

でもたくさんの人がオススメするドリフェス!という作品、親和性を感じてHOMEツアーのチケットを取ってくれたファンの方が居るからと、武道館のチケットを譲ってもらうことを決め、同時にアニメも見始めました。引き込まれるストーリーで、気付けば3日で完走しました。Wake Up, Girls!っぽい部分を探す目的ではじめは見てましたが、KUROFUNE結成、いつき、純哉くんのお当番回でがっつり落ちて、その後ライブの円盤などを貸してもらい、MV、メイキング、特番、1st、バトルライブの順に見ました。

みるみる内に、メンバー全員のことがすきになりました。この人がより好き!とか推したい!とかはいろいろありますが、この人のここがいいなとか、気付けば全員言えそうでした。曲もダンスもお気に入りもできてきて、にわかながらにすごく好きになりました。

簡潔とは、って感じですがここで21日武道館を迎えました。最初はふわふわした気持ちで、あ!アニサマぶりに生で見れた!とか、KUROFUNEほんものめっちゃかっこいい~~!!とか、衣装がアニメとおんなじだ!!とかめちゃめちゃ盛り上がってました。
トラシグのグローリーストーリー大好きなので、そのあたりが多分いちばんハイでした。
メビレって略称、なんのことかずっと分かってなかったんですけど、やっと分かりました。生のメビレ超良かった。個人的にはバトライの演出が良すぎてバトライ買いたい人間です。

中盤だと、圭吾のソロが個人的にはすきでした。アニメの映像がずるい。奏のソロは歌詞が切なかった。このあたりからああ、もう少ししたらライブが終わっちゃうなと思ってました。完全にフライングです。

奏のソロがくるまではごく普通にライブを楽しんでたはずが、このあたりからドリフェス!を Wake Up, Girls!に重ねはじめてしまい、どの曲の振り付けかは定かじゃないけど、「7sences」の "もしも誰か一人が暴走しても 進める準備してきたはずだ" という部分の振り付けに見えてきたりして、勝手にしんどくなってました。

株元さんや戸谷さんの挨拶で一旦別のコンテンツなのに同一視するのはおかしい、冷静になれ、って思ってたんですけど、正木くんの挨拶でだめでした。ドリフェス!の正木くんを除く6人はドリフェスがデビューではないけれど、Wake Up, Girls!はほぼ全員正木くんみたいな感じなんですよね、いやほんと同一視してだけの感情ではもちろんないつもりですが、なんかもう無理でした。
太田さんはわたしは勝手に泣くかと思ってて、でも結構力強い言葉で、富田さんはもっとかっこいいに振ったらいいのに、って勝手に思ってたけど、ああ、そういう意図があったんだな、って思ったり、この二人も比較的落ち着いて聞けました。
ある人のブログで、初めはありがとうと言えなかった、って話をちらっと読んだんですが、わたしはずっと言えませんでした。勝手に全く無関係のひとと重ねて、会場に足を運んだのだって今日だけなのに、と。

溝口さんの挨拶。わたしは逆に、やっぱりまた勝手に溝口さんは泣かないかと思ってたんです。なんかでも、キャラクターに対して、他の方だってそうですが、自分とは違う、憧れのキャラクターで、って話を聞きながら、いや、どっちかって言うと涙声になったのが耐えられなくてもらい泣きしました。
ライブが終わってから地元に着くまでにはおおよそ2時間ぐらい間が空いてたんですが、駅からの帰り道、その前日に見た”青葉の軌跡”のよっぴーの芝居が溝口さんの言葉とともに突然よみがえってきてぼろぼろ泣きながら帰りました。
いやもう帰り道泣いてるひとなんてただの危ないひとです。でも10月ぐらいから行きも帰りもわりと毎日そんなだったので恥がなくなってきてます。アウト。
突然どうして舞台にまで回線繋げてしまったのかはわからないんですけど、理想に近づけていった(という話だと私は解釈しました)溝口さんと、理想と解離していく七瀬佳乃って対称的な存在に思えるからかなと思います。
アニメだけでも見てくださった方に説明するなら、藍里と早坂さんのエピソードが主軸の舞台になってました。そこのよっぴーです。

武道館の話に戻ります。太田さんの話を聞いても、この言い方が正しいかわからないけど、そうか、そんな見方もあるんだ、って思ってました。満を持して、石原さん、センター、赤の挨拶です。

内容については他の方のツイートだとかを読んでくれたらと思うので、わたしがそのときに感じたことだけ。ある人が「絶対的センター信仰」って言葉を使ってて、なにそれ~~って正直半笑いの自分も居ました。でもあの挨拶を聞いたら、絶対的センターは存在すると思ったし、センターはやっぱりなるべくしてセンターになるんだなと。

センターにしてくれた、って言葉もあった気がするんですが、センターはセンターたる器を潜在的に持ってるんだと思います。

今日だけ足を運んだ人間だから、という卑屈な思いではなく、ただ、拍手するという以外の選択肢がありませんでした。

圧倒的なセンターの言葉に、どこか救われる気持ちもありました。

武道館から晴れやかな気持ちで外へ出ました。
そのつもりでした。Wake Up, Girls!を応援してる方を見かけて、声をかけて、良かったですね!って話すはずが、気付いたら泣いてました。
以前、会う機会のあったドリフェス!のファンの方にも会いました。楽しかったです!だけ伝えたら良かったのに、Wake Up, Girls!のこと考えちゃって申し訳ない気持ちもあって、ってまあ言い出したわたしが悪いんですが、それを言ったらやっぱりまた泣きました。

どこまでいっても、アニメを見ても、ライブを見ても、公式の動画を見て、ラジオを聞いても、Wake Up, Girls!のオタクはそこから抜け出すことは出来ず、ドリフェス!のメンバーの言葉はドリフェス!だけのものだし、それでも、今日が区切りだ、と7人からそれを意識しての挨拶を聞いたという事実は辛かったです。

わたしはまたああやって、別のひとではあるけど、こんな風に7人が挨拶する姿を見ないといけないのかと思うと苦しいです。

それでも、今日が最後だから、ではなく、今日という時間を、場所を、空間を、エールを、5次元の14人と関わってきたすべての方、応援してきたファンとともに勝ち取った武道館という場所に居合わせられた幸運と、その言葉を聞かせてくれたセンターに感謝しています。

解散ではなく、活動休止と表現されていることに望みをかけて、また14人の姿を見られることを祈って、これからでも応援できるところを応援できたらと思っています。