"青葉の記録"から"青葉の軌跡"までの足跡
遂に記事も3つめになりました。今回は声優ユニットとしてのWake Up, Girls! は知っているけど、もしくは実は全然知らないけど、ちょっと舞台には興味あるよって人向けに構成していく予定です。とりあえずTさん(私の友人)は読んでね！という気持ちで書いてます。
さて初めに、Wake Up, Girlsとは一体何なのか？
「Wake Up, Girls！」は、アニメの世界に登場する7人組アイドルユニット・Wake Up, Girls！(以下、WUG)と、公開オーディションで選ばれた未経験の声優キャスト7人が作品の世界のアイドルと一緒に成長していくプロジェクト。劇場版『Wake Up, Girls！七人のアイドル』でグループ結成から始動までを描き、劇場版公開と同日に開始したTV版では、宮城県の仙台市を舞台に7人の女の子たちがトップアイドルを目指して成長していく物語となっています。
このアニメ作品を基に舞台化したものが、前作の「青葉の記録」と今作の「青葉の軌跡」です。「青葉の記録」では『7人のアイドル』と同様にグループ結成までが描かれ、今作ではTVシリーズの5話から7話を中心に描かれました。
と書いてしまうと、中盤のエピソードの舞台化だし、初見は内容が分からないのでは？もしかして予習が必要？と思われるかもしれません。
ですが、舞台だけ見ても置いて行かれないような内容になっていますのでご安心を。
でもせっかくなので前作の雰囲気だけでも予習して頂けると。
舞台 Wake Up, Girls！青葉の記録 Blu-ray紹介映像
とはいえ、アイドルものの舞台に付きものなのがライブパート。ということで、そのあたりについてだけ知っていたら楽しいよ！という情報を載せておきます。
- Wake Up, Girls! の7人には一人一人メンバーカラーがあります。赤、青、緑、黄、橙、紫、水色の7色です。衣装を見るとメンバーカラーが分かりますので、かわいいな、と思う子がいたらその子の色を振ってください。
- 作中でも披露されたTwinkleさんの"ゆき模様 恋のもよう"ではペンライトは白！
- I-1clubは衣装のカラーに合わせて赤を振ります。
- とりあえずそのあたりが分かってるオタクを真似て振れば完璧です！(笑)
簡単に楽曲(＋メンバーカラー)を予習したいな、と思う人はこちらをどうぞ。
おそらくこの辺りが本編やライブパートで流れるんじゃないかな、という予想に基づいて載せておりますので、万が一違っても怒らないでね！
「Wake Up, Girls！」Live Blu-ray 2015.6.26発売 ～16歳のアガペー～
物語やユニットの紹介はいくつかの記事やインタビューの文章を組み合わせてまとめました。より詳しく知りたい方は引用した以下の記事をどうぞ。
『WUG』は宮城県の仙台市を舞台に7人の女の子たちがトップアイドルを目指して成長していく物語です。2014年1月に放映された劇場版『Wake Up, Girls！七人のアイドル』でグループ結成から始動までを描き、劇場版公開と同日に開始したTV版では、その後、地方ローカルアイドルとして活動していくなかで、様々な壁にぶつかりながら、「アイドルの祭典」というアイドル界の登竜門イベントに挑みました。(青山吉能)
――アニメの『WUG』と声優ユニットとしてのWUGはどのような関係なのでしょうか？
アニメのWUGメンバー7人と私たち7人(吉岡茉祐さん、永野愛理さん、田中美海さん、青山吉能さん、山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さん)がそれぞれリンクしていて、名前もあだ名も一緒なんです。(高木美佑)
――2014年に劇場版「Wake Up, Girls！ 七人のアイドル」とTVシリーズ「Wake Up, Girls！」が始まりましたが、キャラクターと演者の下の名前が同じであったり、声優ユニット「Wake Up, Girls！」（以下、WUG）としても活動していたりと、ここまでキャラクターと演者の繋がりが深い作品というのは、それまでになかったと感じています。
今ではアニメのOPをキャストさんが歌ったり、そこでユニットを組んだりすることは多くあるんですけど、WUGは一般のオーディションから始まって、全然経験したことがない子が集まって、ゼロから一緒に活動をスタートしてるんですよね。(田中美海)
──そうでしたよね。声優ユニットとしてもゼロから始まって、アニメの中でもオーディションを経て、ほぼゼロからみんな始まる。
WUGインタビュー吉岡茉祐×田中美海×奥野香耶 - アキバ総研
「Wake Up, Girls！」は、アニメの世界に登場する仙台発の7人組アイドルユニット・Wake Up, Girls！(以下、WUG)と、公開オーディションで選ばれた未経験の声優キャスト7人を名前や設定面でもリンクさせて、作品の世界のアイドルたちと現実のキャストが一緒に成長していくという実験的で魅力的なプロジェクト。
その「Wake Up, Girls！」が今度は舞台劇になって、しかも舞台版でもWUGメンバーを演じるのはアニメ版と同じ声優キャストの7人となれば、「Wake Up, Girls！」のハイパーリンクはさらに新しい地平を切り拓いてたと言っても過言ではないと思います。
それでは、皆さんのご来場を心からお待ちしております！
